彩りのない世界。

この世界で生きてる証をあなたの胸に遺そう。

心の詩

時に、凛として

時に、凛として。 流されない強い意志を持っていたい。 時に、凛として。 恥ずかしくない生き方をしていたい。 時に、凛として。 自分の行動には責任を持っていたい。 時に、凛として。 高みを目指し前に突き進んでいたい。 時に、凛として。 あなたへの愛を…

道化師

おどけた表情で笑ってみせる。 おどけた仕草で踊ってみせる。 顔で笑って心で泣いて。 愉快な演技で楽しませてみせよう。 奇特な動きで魅了してみせよう。 顔で笑って心で泣いて。 僕は悲しい道化師だ。 僕は寂しい道化師だ。 道化師になんてなりたくないん…

色眼鏡

目の前の真実が、色を変え形を変える。 目の前の現実が、姿を変え君を変える。 目の前の真実は君には見えているのか。 目の前の現実は君には見えているのか。 色眼鏡をかけていては真実は歪んで見える。 色眼鏡をかけていては現実は軋んで見える。 色眼鏡を…

見つからない言葉

どんな言葉もあなたの傷を癒すことはできない。 どんな言葉もあなたの悲しみを拭い去ることはできない。 どんな言葉もあなたの心を開放することはできない。 どんな言葉もあなたを傷付けそうで怖い。 どんな言葉もあなたの悲しみを深くしそうで怖い。 僕には…

プライド

くだらない意地を張るのはもうヤメにしよう。 くだらない闘いをするのはもうヤメにしよう。 くだらない話に付き合うのはもうヤメにしよう。 くだらない常識に囚われるのはもうヤメにしよう。 くだらない問題に頭を悩ませるのはもうヤメにしよう。 くだらない…

孤独

朝目覚め、朝食を食べる。 電車に揺られ、会社に出社する。 仕事をこなし、昼食を食べる。 仕事を終え電車に揺られ、明かりのない部屋に帰宅する。 夕食を食べ、風呂に入り、寝床に入る。 ひとりの時間は自由だけど孤独だ。 今日もひとりで生きている。 明日…

密会

人目を忍んであの人に会いに行く。 人目を盗んであの人に会いに行く。 あの場所であの人が来るのを待っている。 いつもの場所であの人が来るのを待っている。 誰かに見つからないように隠れている。 誰かに気付かれないように息をひそめる。 今日もあの場所…

モノクローム

何を見ても色がない。 何を聞いても音がない。 何を嗅いでも匂いがない。 何に触れても形がない。 何を食べても味がない。 何を叫んでも声が出ない。 何を考えても答えが出ない。 モノクロームの世界で生きている。 モノクロームの世界で死んでいく。

唯一無二

僕が僕であるために。 貴方が貴方であるために。 私が私であるために。 彼女が彼女であるために。 唯一無二の存在であるために。 唯一無二の存在だと思われるために。 僕は僕で在り続けよう。 貴方は貴方で在り続けよう。 私は私で在り続けよう。 彼女は彼女…

耳鳴り

何処からともなく、聴こえてくる。 前触れなどもなく、聴こえてくる。 耳鳴りが止まらない。 ふとした時に、聴こえてくる。 突拍子もなく、聴こえてくる。 あの日からずっと止まらない。 頭の中に誰かの嘆きが聴こえてくる。 頭の中に誰かの断末魔が聴こえて…

どうして君は

どうして君は振り向いてくれないんだ。 どうして君は僕のことを無視するんだ。 どうして君は言葉を交わしてくれないんだ。 どうして君は僕を好きになってくれないんだ。 どうして君は頑なに心を閉ざしているんだ。 どうして君は僕を見つけてくれないんだ。 …

疑心暗鬼

僕を笑っているのは誰だ。 僕を欺いたのは誰だ。 僕を陥れたのは誰だ。 僕を追い詰めたのは誰だ。 誰もが敵に見えている。 誰もが信じられなくなっている。 僕を蹴落としたのは誰だ。 僕を孤独にしたのは誰だ。 僕を蔑んだのは誰だ。 僕を抹殺したのは誰だ。…

綺麗事

綺麗事を口にするのは何処のどいつだ。 綺麗事を並べ立てるのは何処のどいつだ。 綺麗事を口にしたところで汚い本性は丸出しだ。 綺麗事を並べたところで賤しい本性は丸出しだ。 綺麗事を口にしているのは何処のどいつだ。 綺麗事を並べ立てているのは何処の…

ノート

ノートの1ページに想いを綴った。 彼女からの返事を期待していた。 ノートの1ページに想いを綴った。 彼女だけを特別な存在にした。 ノートの1ページに愛の言葉を綴った。 寂しさを埋めるだけなら誰でも良かった。 ノートの1ページに甘い言葉を綴った。 存在…

後悔

どうしてあの時、何も言えなかったのだろうか。 どうしてあの時、嘘をついてしまったのだろうか。 どうしてあの時、あんな言葉を口にしてしまったのだろうか。 どうしてあの時、君と向き合えなかったのだろうか。 どうしてあの時、君を拒絶してしまったのだ…

火遊び

ほんの出来心だった。 ほんの好奇心だった。 誰かの目を盗んで火を着けた。 ほんの出来心だった。 ほんの好奇心だった。 誰かの寝ている間に火を着けた。 煙が立たないように。 臭いがしないように。 燃え広がらないように。 誰にも気付かれないように。 誰…

時限爆弾

あの場所に時限爆弾を仕掛けた。 あと何分で爆発するのだろうか。 その場所に時限爆弾を仕掛けた。 あと何分で爆発するのだろうか。 この場所に時限爆弾を仕掛けた。 あと何分で爆発するのだろうか。 ありとあらゆる場所に時限爆弾を仕掛けた。 あと何分で爆…

踊り子

色んな人達の期待を身に纏い踊っている。 色んな人達の羨望を身に纏い踊っている。 色んな人達の失望を身に纏い踊っている。 色んな人達の嫉妬を身に纏い踊っている。 色んな人達の恋心を身に纏い踊っている。 色んな人達の憎悪を身に纏い踊っている。 踊り…

ハニートラップ

彼女が足音を響かせながら近づいてくる。 甘い罠を仕掛けている。 彼女が絡みつくような視線で見つめてくる。 甘い罠を仕掛けてきた。 彼女が誘惑の優しい言葉をかけてくる。 甘い罠を仕掛けながら。 心の隙間に入り込んでくる。 手玉に取って楽しんでいる。…

踏切の向こう側

いつもの道を歩いていた。 踏切の向こう側にあなたが立っていた。 あなたの名前を呼んだ時、けたたましい警告音が鳴った。 僕の声は掻き消されてしまった。 もう一度、僕はあなたの名前を呼んだ。 目の前を電車が勢いよく通り過ぎていく。 一瞬の時間がひど…

憧れ

僕は君に憧れていた。 僕はあなたに憧れていた。 僕はあの人に憧れていた。 君のその美しさに。 あなたのその優しさに。 あの人のその行動力に。 僕は君に憧れていた。 僕はあなたに憧れていた。 僕はあの人に憧れていた。 君のその強さに。 あなたのその聡…

秘密

君とのことは秘密にしておきたい。 僕とのことは秘密にしておきたい。 都合の悪いことは隠して生きていく。 君とのことは秘密にしたくない。 僕とのことは秘密にしたくない。 本当は隠してなんて生きたくない。 二人のことは秘密にしないといけない。 僕達の…

先入観

物事を偏った見方しかできない人間がいる。 目の前の真実を見ようともしていない。 自分の価値観だけで生きている人間がいる。 目の前の真実を歪んで捉えてしかいない。 人の気持ちを自分の尺で測るな。 人の気持ちを自分の価値観で固めるな。 真実を見つめ…

小さな箱の中で

小さな箱の中でちやほやされたいと思っている。 小さな箱の中で人気者だと思っている。 小さな箱の中で綺麗事を並べ立てている。 小さな箱の中で存在をアピールしている。 小さな箱の中でしかちやほやされない。 小さな箱の中でしか人気者になれない。 小さ…

コイン

コインが宙を舞う。 表か、それとも裏か。 真実か、それとも偽りか。 希望か、それとも絶望か。 コインが宙を舞う。 表か、それとも裏か。 光か、それとも闇か。 理性か、それとも欲望か。 コインが宙を舞う。 表か、それとも裏か。 喜びか、それとも悲しみ…

ピリオド

あの夜、君は俯き加減に笑った。 あの夜、君は笑いながら泪を流した。 あの夜、僕は煙草に火を付けた。 あの夜、僕は白い煙を吐き出した。 もうこれで最後なのか。 もうこれで終わりなのか。 あの夜、君は髪をかきあげながら眉をひそめた。 あの夜、君は苦悶…

シグナル

見えない力に圧し潰されそうになる。 見えない軋轢に支配されそうになる。 見えない業火に燃やされそうになる。 見えない感情に揺さぶられそうになる。 あなたからの合図に僕は気付かなかった。 あなたからの合図を僕は見逃していた。 見えない真実に絡まり…

歯車

少しずつ、ゆっくりと動き出す。 少しずつ、ゆっくりと回り出す。 少しずつ、ゆっくりと変化してゆく。 少しずつ、ゆっくりと動作してゆく。 噛み合いながら。 錆びつきながら。 軋むような音を立てて回り始める。 叫ぶような音を立てて回り始める。 傷付け…

シャットダウン

気に入らなければボタンを押す。 都合が悪くなればボタンを押す。 逃げたくなったらボタンを押す。 消したくなったらボタンを押す。 面倒くさくなればボタンを押す。 切り捨てたければボタンを押す。 全ては一瞬で終わる。 全ては一瞬で消える。 全ては一瞬…

透明人間

顔を背けてきた。 目を逸らしてきた。 耳を塞いできた。 口を噤んできた。 声を殺してきた。 背中を向けてきた。 存在を消してきた。 日陰で生きてきた。 現実から逃げてきた。 誰にも必要とされずに生きてきた。 誰からも必要とされずに生きてきた。 顔を背…